単純に伝える(1コリント2:1-5)

Scripture(聖書の言葉)


愛する皆さん。私が初めて皆さんのところへ行った時、神のことばを伝えるのに、難しいことば遣いをしたり、高度な理論をふりまわしたりはしませんでした。 2 イエス・キリストと、その十字架上の死以外は語るまいと決心したからです。 3 私は弱々しく、おずおずと震えおののきながら、あなたがたのところへ行きました。 4 また私の説教も、説得力ある雄弁なことばや人間的な知恵にはほど遠く、単純そのものでした。しかし、そのことばには神の力があって、聞く人々は、それが神からのことばだとわかったのです。 5 私がそうしたのは、あなたがたの信仰が、人間のすぐれた思想にではなく、神に根ざしてほしかったからです。

Observation(観察)


パウロはコリントの人々に対し、難しい言葉や理論ではなく、単純に福音を伝えた。なぜならば福音そのものが神の知恵であって、人の知恵や雄弁さによる補強は不必要だったからだ。人間的な考えや知恵で薄められて伝えられた福音は神に根ざさない信仰者を生んでしまう。

Application(適用)


福音を伝えるとき、つい余分なことや自分の考えを付け加えてしまう傾向がある。もっと自分自身が単純に福音に感動する心を持たなければならない。心を子どものようにして聖書を読もう。

Prayer(祈り)


イエス様、あなたの福音よりも自分の考えが前に出てしまうことが多くありました。ゆるしてください。歪んで福音を伝えてしまった人が居るかもしれません。お許しください。その人が主にあって正しく成長できますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

隣人を愛する(ガラテヤ5:13-14)

Scripture(聖書の言葉)


13 愛する皆さん。あなたがたは自由を手にしているのです。それは、悪を行うための自由ではなく、互いに愛し合い、仕え合うための自由です。 14 律法の全体は、「自分を愛するように他の人を愛しなさい」(レビ19・18)という一つの命令に要約されるからです。

Observation(観察)


福音によって私たちが得た自由とは、互いに愛し合うための自由であるとパウロは言っている。生来の人間の性質では隣人を愛する事は出来ない。妬み、羨み、時には憎み、負の感情ばかりが私たちには沸いてきていた。しかしイエス様を信じることで、隣人を愛し、仕え合う事を妨害する肉の性質は打ち破られた。私たちは自らの望みとして、すすんで隣人を愛することが出来る様になったのだ。

Application(適用)


人を愛することは生来難しい。恵まれない環境に生まれ育ったものにとってはなおさらだ。それでも信仰を持つものには人を愛する能力が与えられる。その事を信じよう。

Prayer(祈り)


イエス様、いまも肉の性質に従ってしまい隣人を愛する事が出来ない事があります。聖書の約束を信じます。人を愛する能力を下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

信仰に生きる(ガラテヤ3:11)

Scripture(聖書の言葉)


11 したがって、律法によってはだれ一人、神の恵みを受けることはできないわけです。神の前で正しい者と認められる道は信仰による以外にない、と神様は言っておられます。預言者ハバククが、「正しい人は信仰によって生きる」(ハバクク2・4)と語ったとおりです。

Observation(観察)


信仰を短く文章にすると「イエス様が神の子で罪を購われたことを信じる事によって救われることを信じる」となる。信じる事による結果を信じる、という入れ子のような構造になっている。

Application(適用)


思考の無限ループに陥らないためには考えを飛躍する必要がある。すなわち先ず信じる事で自分が理解できるように変化されることを期待するのだ。
信仰によって生きることは自ら考えを飛躍させ続けることだ。そのためには御言葉を通して神のお考えに触れ続けることが必要だ。どんな高性能な飛行機も燃料がなければ飛ぶことは出来ない。御言葉を受け続け、飛び続けよう。

Prayer(祈り)


イエス様、自分の常識をすてて神の御言葉の世界に飛び込みます。あなたの支配される法則の中で生きさせて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

福音に何も足さない(ガラテヤ2:6)

Scripture(聖書の言葉)


6 エルサレム教会のおもだった指導者たちも、私の宣べ伝えている内容に、何もつけ加えたりしませんでした。

Observation(観察)


パウロはイエス様と出会い、これまでの律法によって救われるという考えから180度方向転換し、イエス様を信じる信仰のみが救いの道であると確信した。外国人伝道に対しユダヤ教の教義を混ぜ込もうとする働きには耳を貸さず、福音のみを貫き通した。エルサレム会議の結果、使徒達の共通見解としてユダヤ教の教義を強制しないという結論に至った。

Application(適用)


福音はそれ自体で完璧な完成されたものだ。これに対して何か足したり、何かを引いたりすることはあってはならない。福音の純粋性を保って次の世代に向けて伝道することが私たちの使命なのだ。

Prayer(祈り)


イエス様、色々な情報が私を惑わせますが、福音のバトンをしっかりと握って、後に続く方に確実に手渡すことが出来ますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

痛みを差し引かず受けられたイエス様(マルコ15:22-25)

Scripture(聖書の言葉)


22 兵士たちは、イエスをゴルゴタ〔どくろ〕と呼ばれる場所に連れて行きました。 23 そこで、没薬を混ぜたぶどう酒(痛みを和らげる飲み物)を飲ませようとしましたが、イエスはお断りになりました。 24 兵士たちは、イエスを十字架につけてしまうと、さっそくくじを引き、その着物を分け合いました。 25 イエスが十字架につけられたのは、朝の九時ごろでした。

Observation(観察)


イエス様が十字架につけられるときローマ兵は鎮痛効果のある没薬を混ぜたぶどう酒をイエス様に飲ませようとしたがイエス様は断られた。その真意は分からないが、神に課せられた十字架刑の痛みを差し引くことなく受ける、というご意志の表れなのかもしれない。
受けるべき痛みとは、私たちの罪の刑罰だった。イエス様は全ての人の刑罰を取りこぼすことなく代わりに受けることを望まれ、その通りにされたのだ。

Prayer(祈り)


イエス様、私の罪のために、痛みを受けて下さったことを感謝します。私の受けるべき痛みをイエス様が代わりに受けて下さいました。もう過去の傷のことで痛がることを止めます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

目を覚まして伝道する(マルコ13:35-37)

Scripture(聖書の言葉)


35 だから、しっかり目を覚ましていなさい。いつわたしが帰って来るか、夕方か、夜中か、明け方か、それともすっかり明るくなってからか、わからないのですから。 36 不意をつかれて、居眠りしているところを見られないようにしなさい。 37 あなたがただけでなく、すべての人にも念を押しておきます。わたしの帰りを、抜かりなく見張っていなさい。」

Observation(観察)


イエス様はいつお帰りになるかは、父なる神様だけが知っておられると言われた。だからしっかり目を覚まして、イエス様のお帰りを待つように命じられた。
イエス様の再臨は約束されているが、それは全ての人に福音が宣べ伝えられたのち、とも言われている。すなわち目を覚ましているとは、福音を伝える事を怠ってはならないと読み取ることが出来る。
いま福音を伝えていないのなら、それは寝込んでしまっているしもべと同じ事なのだ。福音を伝える事に飽いてはならない。

Application(適用)


自分の事にばかり目を向けていると、福音を伝える事に思いが行かなくなる。そういう意味では伝道に関わるミニストリーに関わることは自分を動かすために有益だと思う。
先日来日されたデニス先生も、得意ではなかったが救われた直後から伝道の働きに関わられたと言われていた。慣れなくても、人と話すことが不得意でも、使命として伝道したい。

Prayer(祈り)


イエス様、福音を語ることを誠実にできるように助けて下さい。搦め手や人間的なテクニックではなく、朴訥であっても、ただ福音そのものの力と聖霊様の助けによって救いを伝えて行けますように。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

人を赦すこと(マルコ11:24-25)

Scripture(聖書の言葉)


24 いいですか。よく聞きなさい。あなたがたはどんなことでも祈り求めることができます。そして信じて疑わないなら、それらのものはみな与えられるのです。すでにあなたがたのものなのです。 25 しかし、祈っている時、だれかに恨みをいだいていたら、まずその人を赦してやりなさい。そうすれば、天におられるあなたがたの父も、あなたがたの罪を赦してくださいます。」

Observation(観察)


イエス様は神にどんなことを祈り求めても良いこと、信じて疑わないならそれは与えられると言われた。しかしそれと同時に祈りの中で誰かに恨みを持っていたなら、まず彼を赦しなさいとも言われた。
祈りは聞かれるが、それ以上の優先度で人をゆるし、私の罪が赦されることが重要だとイエス様は言われている。

Application(適用)


赦しとは本当に難しい、何度口で「赦します」と告白しても雑草のように恨みは戻ってくる。けれども赦すそうという心の動きを神は喜んで下さり、私の罪を赦して下さる。諦めずに赦し続けよう。

Prayer(祈り)


イエス様、心の中の苦み以上にあなたの恵みで心を塗り替えて下さい。あなたでなければ出来ません。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

バルテマイの上着(マルコ10:46-51)

Scripture(聖書の言葉)


46 一行はエリコに着きました。やがてその町を出ようとすると、大ぜいの群衆がついて来ます。その時、テマイの子でバルテマイという名の盲目の物ごいが、道ばたに座っていました。

47 ナザレのイエスのお通りだと聞いて、バルテマイは大声を張り上げました。「イエス様、ダビデ王の子よ!どうぞお助けを!」

48 「うるさい。黙れ!」と、だれかがどなりました。それでも、バルテマイはますます声を張り上げ、「ああ、ダビデ王の子よ。お助けください」と、くり返し叫びました。

49 その声を聞きつけて、イエスは立ち止まり、「あの男を連れて来なさい」と言われました。そこで、人々はその盲人に、「運のいいやつだ。おい、イエス様がお呼びだぞ」と告げました。 50 バルテマイは、はおっていた上着をぱっと脱ぎ捨てると、喜び勇んでイエスのそばに飛んで来ました。

51 「わたしに、どうしてほしいのですか」と、イエスがお尋ねになると、彼はもどかしげに、「先生。見えるように、見えるようになりたいんです」と答えました。

Observation(観察)


盲人バルテマイは人々の制止にも関わらず、声を張り上げイエス様を呼び求めた。イエス様が彼を呼ばれると、彼は上着を脱ぎ捨ててイエス様の元に走った。
盲人にとって上着は、物乞いをするための大事な商売道具であり、衣服であり、寝床であった。これを脱ぎ捨てるということは、イエス様に呼ばれることは全く新しい人生が始まると確信している事を意味する。

Application(適用)


目が見えず、物乞いをするしかない状況は悲しく、困難なものだっただろう。しかしイエス様の登場によって彼の中に希望が芽生えた。私は過去の傷と絶望の中に沈み込んでしまいそうになる。私の人生にもイエス様が必要だ。必死に助けを求めよう。古い思いを捨てて、イエス様の元に走ろう。

Prayer(祈り)


イエス様、あなたを求めます。どうか声をかけて下さい。古い衣は捨てます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

子犬のような信仰(マルコ7:25-29)

Scripture(聖書の言葉)


25 自分の小さな娘が悪霊につかれて困っていた母親が、うわさを聞いて駆けつけました。彼女はイエスの前にひれ伏すと、 26 娘から悪霊を追い出してくださいと懇願しました。実は、この女はスロ・フェニキヤ人で、ユダヤ人から見れば、軽蔑すべき「外国人」でした。

27 イエスは女に言われました。「わたしはまず、同胞のユダヤ人を助けなければなりません。子どもたちのパンを取り上げて、小犬に与えるのはよくないことです。」

28 「おっしゃるとおりでございます。でも先生、食卓の下の小犬だって、子どもたちのパンくずは食べるではありませんか。」

29 この答えにイエスは感心しました。「実に見上げたものです。さあ、安心して家にお帰りなさい。悪霊はもう、娘さんから出て行きました。」

Observation(観察)


娘から悪霊を追い出して欲しいと、当時ユダヤ人から差別されていた外国人の女がイエス様に懇願した。イエス様は「子どもたちのパンを取り上げて、小犬に与えるのはよくないことです。」と言って断ったが、女は「食卓の下の小犬だって、子どもたちのパンくずは食べるではありませんか。」と言って引き下がらなかった。彼女の信仰にイエス様は感銘を受け、女の願うとおりにした。
子犬のような信仰をイエス様は喜ばれた。私は犬を飼っているが、食卓の下に居る犬は、何か絶対にもらえるという確信と期待に満ちている。たとえその時はもらえなくても、次の食事の時には、同じ期待を持ってやって来る。

Application(適用)


私が求められているのは「期待することを止めない」事だと感じる。どのような困難に遭っても神の祝福は必ず注がれる、今がその時だ、と繰り返し期待し喜んで待つ者でありたい。

Prayer(祈り)


イエス様、家に居る犬から学びました。諦めず期待し続ければいつか必ず望みのものを受け取れます。喜んで待ちます。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。

奇跡を拒絶する人々(マルコ5:14-17)

Scripture(聖書の言葉)


14 豚飼いたちは近くの町や村に逃げて行き、この出来事をふれ回りました。人々は自分の目で確かめようと、ぞろぞろと出かけて来ました。 15 たちまちイエスの回りは黒山の人だかりとなり、しかも、うわさの男は、服を着て、すっかり正気に戻って座っているではありませんか。人々は恐ろしくなりました。 16 初めからこの出来事を目撃していた人たちが、みんなに一部始終を説明しました。 17 それを聞くと、人々はイエスに、かかわりあいになりたくないから、どこかへ行ってほしいと願い始めたのです。

Observation(観察)


ゲラサの狂人からイエス様はレギオンと呼ばれる大勢の悪霊を追い出された。しかしそれを聞いた人々は「かかわりあいになりたくないから、どこかへ行ってほしいと願い始めた」のだ。
神の奇跡をみて神を賛美する人もいれば、恐ろしくなってイエス様を拒絶する人もいる。ゲラサの地でなされるはずの多くの癒しと解放はこの人々によって台無しにされてしまった。

Application(適用)


神の働きをみたなら、私は決して拒絶しないようにしたい。見たこともないような事柄であっても、神がなしたものであるなら受け入れよう。逆に見たことのないことをイエス様はなされるのだ。

Prayer(祈り)


イエス様、知らずにあなたの業を否定し拒絶したことがあるかもしれません。ゆるしてください。あなたのお働きを邪魔するものにはなりたくありません。よく見極める者として下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。