Scripture(聖書の言葉)
8 あなたがたは、恵みにより、キリストを信じることによって救われたのです。しかも、そのキリストを信じることすらも、あなたがたから自発的に出たことではありません。それもまた、神からの賜物(贈り物)です。 9 救いは、私たちの良い行いに対する報酬ではありません。ですから、だれ一人、それを誇ることはできません。 10 私たちをこのように造り変え、キリスト・イエスによる新しい生活に入れてくださったのは神です。この新しい生活は、神がずっと以前から計画してくださったものであり、私たちが互いに助け合って過ごすためでした。
Observation(観察)
キリストを信じて救われた者は、神によって「新しい生活に入れて下さった」とある。その目的は「私たちが互いに助け合って過ごすため」と書かれている。パウロが述べているのは霊的な共同体である。かつて隔てられていたユダヤ人と異邦人は、教会という大きな家族となったのだ。イエス様が打ち壊して下さったのは律法という隔てだけではなくユダヤ人と異邦人の間の差別と憎しみである。今日も国家間の争いは絶えない。イスラエルは建国以来、殆どの期間を紛争の当事者として過ごしている。あるいは多くの国は移民の問題を抱えている。さらには個人の問題として他人とのわかり合えない悩みがある。隔ての板垣は国籍や文化だけではない。個人の利益や感情を優先するほど人間は孤立して行く。イエス様の望まれている生き方からどれほど離れてしまっていることだろう。
Application(適用)
いま自分に出来ることは何だろうか。自分の利益や立場に固執することを捨てて、他人を利することに思いを変えてみることではないだろうか。感情に痛みはあるかもしれないが、これまで通りの方法では、これまで通りの結果しか出ない。孤立と孤独の生涯の方向を、協同と和解の人生に変えてゆきたい。
Prayer(祈り)
イエス様、わかり合えない事を理由に孤独を選んでいました。今はすこしでも他者を解ろうと努めます。これまでの考えの癖が邪魔し的ます。助けて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。