Scripture(聖書の言葉)
18 しかし、ユダヤ人の指導者たちは、盲目だった男が見えるようになったことを、どうしても信じようとはしません。とうとう両親まで呼び出し、 19 確かめることにしました。「この男は息子だな。ほんとうに生まれつき目が見えなかったのか。だったら、どうして見えるようになったのだ。」 20 両親は答えました。「はい、確かに息子でございます。この子は生まれつき目が見えませんでした。 21 けれども、どうして見えるようになったのか、どなたがこれの目を開けてくださったのかは、少しも存じません。どうぞ本人からじかに聞いてみてください。もう一人前の大人ですから、自分で説明できるでしょう。」 22-23 こう言ったのは、ユダヤ人の指導者たちがこわかったからです。指導者たちはすでに、イエスをキリストと告白する者は、だれかれの区別なく会堂から追放すると公表していたのです。
24 指導者たちは、男をもう一度呼び寄せ、きつく言い渡しました。「イエスなどではなく、神をあがめなさい。あいつは悪党だ。」
Observation(観察)
イエス様による、生まれつき盲目の男の目を開けた奇跡に対し、ユダヤ人指導者は先ずイエス様を否定する立場から、この奇跡を理解しようとして奇妙な行動を取る。盲目だった男に何度も経緯を説明させたり、両親を呼んで見えるようになった理由を問いただしたりした。イエス様を否定しながら、奇跡を解釈しようとするとどうしても辻褄が合わなくなってしまう。最終的に指導者達は完全に誤った方法で矛盾を解決しようとする。それはイエス様の磔刑である。しかしこの企みも失敗に終わる。イエス様の復活と昇天、聖霊様の来臨による教会の成立によって、イエス様の計画の完成を成し遂げた。
Application(適用)
私が気をつけなければならないのは、先入観や決めつけをもって物事をみてしまいがちな事だ。正直、自分の狭い枠の中だけで世の中を解釈するのは簡単な方法だ。広い視野を持つには自己の利害にこだわらない心と、深い知識と理解が必要だ。このユダヤ人指導者達のように、結論ありきて行動して自己矛盾に縛られることの無いようにしたい。
Prayer(祈り)
イエス様、世の有り様はとても複雑で、どの側面から見るかで善にも悪にもなってしまいます。私の直面する物事について、どうしたらよいかをいつもあなたに尋ね求めることが出来ますように。決して思い込みや過去の経験に囚われて物事を結論づけることがないように助けて下さい。イエス様のお名前によってお祈りします。アーメン。